明治29年創業。遡ること1896年、洋服文化の普及期。
ニッケの歴史は、ウールを使った生地づくりからはじまりました。
その用途は軍服から制服、洋服までと幅広く、
風合いも色味もさまざまな生地を大切に保管することで、
いつの時代の創作過程にも新しいインスピレーションをもたらし、
ウールメーカーとして日本の生地を進化させてきたのです。
積み重ねてきた120年を超える歴史。
誰も真似できない進化を可能にするルーツが、
「NIKKE 1896」のスーツづくりを支えています。
「NIKKE 1896」に、既製品を使うという概念はありません。
原毛から糸をつくり、その糸で生地を織り、その生地でひとりひとりの一着を仕立てる。
一貫生産にこだわるのは、品質を約束するためであり、世界基準の最高品質を実現するため。
ひとつひとつのプロセスから価値を重ねていくからこそ、
完成したスーツの価値も着る意味も、深く大きくなっていく。
この一貫生産で今日も、日本の、世界の、誰かのための一着が生まれています。